ヨーグルティア(YM-1200)を使ってヨーグルトからプレーンヨーグルトを作る方法
私が実際にやっている方法を元に、レシピを用意してみました。起床後に出来るよう夜のうちにセットし、起きたあと冷蔵庫に入れるようにしています。
コンタミ(雑菌等による汚染)に気をつけ、おいしいプレーンヨーグルトを作ってくださいね。なお、基本的にはヨーグルティアの説明書に従えば良く、これを読む必要はほとんどありません(ノ∀`*)
- 手をしっかり洗う。
- 内容器に、底を覆う程度の水とかくはん用のスプーンを入れ、内ぶたが浮かないように乗せ、電子レンジで加熱消毒する(500Wで1分半~2分)。
- 逆さに置いた外ぶたに、水分を切った内ぶたを逆さに置き、上にスプーンを置く(とにかく、余計な物が消毒した箇所に触れないよう注意する)。
- 内容器の水分を切り、牛乳(豆乳)1リットルを注ぎ、スプーンと内ぶたを戻し、電子レンジで加熱する(冷蔵の場合は500Wで3分程度)。
- 内ぶたを取り、スプーンで混ぜながら種となるヨーグルトを入れる。
- 泡をある程度取り除き、内ぶたを乗せ、ネジぶたを閉める。
- 本体にセットし、外ぶたを乗せ、温度と時間を設定し(下記参照)、スタートする。
- 設定時間経過後、すぐ冷蔵庫で8時間以上冷やす。
- 食べたいときに食べる(*´▽`*)
【補足・注意事項】
- 種となるヨーグルト、牛乳(豆乳)、いずれも新鮮なものを使用します。
- 内ぶたや内容器の内側に、手や物や飛沫などが触れないよう気をつけます。また、内ぶたを開けている間は手際よく行います。ひどく神経質になる必要はありませんが、人によって衛生管理の基準が異なりますので…。
- 牛乳は、種類別名称が「牛乳」、つまり成分無調整のものを基本とします。「成分調整牛乳」「低脂肪牛乳」「無脂肪牛乳」も利用できるようです(生乳100%のものを選ぶこと)。低温殺菌のものをどうしても使用したい場合は、軽く沸騰させてから人肌の温度まで冷やします(手間が増えるので非推奨)。
- 種となるヨーグルトは、ドリンクタイプがあれば混ぜやすいのでおすすめです。そうでない場合は、混ぜる前に崩しておくと良いでしょう。果実などが混入しているものは避けます。なお、出来たヨーグルトを種に2世代程度は作れるそうですが、私はやっていません。
- 種の量は、説明書では牛乳の1割となっています。その半分程度でも大丈夫のようですが、保証はしません。
- 加糖したい場合は、牛乳(豆乳)1/3リットル程度を鍋に入れ、軽く沸いた所で火を止めて混ぜ、内容器で残りと混ぜると人肌程度になってちょうど良いかと思います。
- 温度は、普通のヨーグルトを種にした場合は40度程度だそうですが、R-1では43度としています(→参考)。
- 発酵時間は、ぬるい状態からスタートした場合で、牛乳は6~7時間程度、豆乳は5~6時間程度としています(常温や冷蔵からの場合は1~2時間延びると思いますが未確認)。発酵具合の好みにより加減します。加糖した場合は1~2時間延ばします(未確認)。
- 乳清(透明な液体)は栄養のある部分です。混ぜて一緒に食べるか、そのまま飲みます。乳清が大量に出る場合は、発酵時間が長すぎるかもしれません。
- ヨーグルティア本体にセット後、冷蔵庫で冷やし終えるまではなるべくふたを開けないようにします。
- 乳酸菌は、自ら産出した乳酸で徐々に死滅するそうです(この酸のおかげでヨーグルトは保存性が増しています)。死んでしまったものでも効果はあるそうですが、いずれにせよ、衛生上の観点からも早めに食べきります。
- 異変(変な臭い、味)を感じたら、食べずに捨てること。素人による発酵は、プロのものとは根本的に異なることを留意しましょう。
- ヨーグルトや種菌以外のものを使用する方法もネット上では見られますが、個人的には勧められません。